宮城県産業技術総合センターは、工業部品や工具、機器から食品まで、幅広い分野の研究開発や試験分析、技術支援を行っている宮城県の公設試験研究機関です。
弊社も、着物の素材判別で日頃から大変お世話になっています。その取り組みが、支援事例としてセンターのロビーに展示されています。

展示パネルの内容を一部ご紹介します。

【赤外分光分析装置】

赤外分光分析装置(FTIR)は、測定対象物の赤外光の吸収特性を測定することで、主に有機物の構造に関する情報を得られる装置です。

【素材判別への利用】

着物地のアップサイクルに取組む株式会社WATALIS。同社が扱う着物地には素材表記がほとんどありません。絹の着物地を判別するためには、これまでは質感や感触等で見分けていましたが、判別の制度を向上させるために産業技術総合センターでの分析を試みました。

「技術改善支援」と「施設機器開放」を利用し、産業技術総合センターが評価方法提案と解析支援を行い、同社自らセンターの分析機器(FTIR)を使用して測定しました。

測定により着物地の素材の概要を知ることができました。この情報とこれまでに行ってきた質感や感触等による判別を併せ、絹であることを確認できた着物地を使用した商品には「シルク」の表示をして販売できるようになりました。


「シルク」表示をしている商品を展示していただいております。

一般の方も展示を見学できますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。


先日、宮城県産業技術総合センターの伊藤様、笠松様がいらっしゃいました。
いつもありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。