2018年7月5日、教育旅行で日本を訪れたアメリカ高校生50名を対象に亘理町の悠里館でワークショップを開催しました。2週間に及ぶ日本語の語学研修を終えた後の東北でのツアー2日目のテーマは「日本伝統文化と復興経済」。

 

WATALISのものづくりの根幹となっているのは、地域に伝わる着物地の縫製技術と返礼文化の伝承であること。時代の移り変わりとともに衣類としての役割を終え、全国の箪笥に眠る着物地を活用し、地域の女性たちの手で商品にすることで、価値を高めて再び世に出すアップサイクルに取り組んでいること。私たちの取り組みについてお伝えしてから、着物地の小物づくりを体験していただきました。

 

 

着物は、反物を直線で裁ち、縫い合わせたものです。

 


WATALISでは、着る機会がなくなった着物を解いて再び布に戻します。

洗い、アイロンがけをして、状態のいい部分だけを選んで商品やワークショップの材料にします。

 

 

お好みの着物地を選んで、きもの缶バッジを2個ずつ製作しました。

 

 

終了後に声をかけてくださった引率の先生。日本語が堪能でいらして、あれこれ話は尽きません。

 

 

お世話してくださった(株)GM7の皆様、通訳のエイミーさん。そして、亘理町商工観光課の猪股さん、本当にありがとうございました。


 

 

動画で作り方をご紹介しています。

「2WAY缶バッジの作り方」