先日は、多賀城高校1年生の家庭科の特別授業にお邪魔しました。
弊社代表引地と共にスタッフ3名も講師として参加させていただきました。

まず1コマ目にWATALISの活動・取り組みを紹介する講話を行いました。

子ども達に自分の働いている姿を見せてあげられる環境や、インバウンドの取組みのなかで、外国語を学び自身のスキルアップにつながっていること、地域のコミュニティカフェを運営し、交流の場を維持して高齢者の生きがいづくりに貢献していきたい、など、スタッフそれぞれの想いをお話させていただきました。280名もの生徒さんを目の前にし、緊張しながらも精いっぱい伝えることが出来たと思います。

授業の最後には皆さんしっかり自分の考えをまとめて発表してくれました。

 

2コマ目は、2クラス80名の生徒さんと共に着物地で作る缶バッジのワークショップを行いました。

昔の作業着「もんぺ」を履いてもらいました。

もんぺを縫う時に側面の生地を三角に切り取るので、その切り取ったはぎれをはぎ合わせて巾着などを作っていたそうです。

実際に着物を羽織っていただきました。

昔は小柄な方が多かったので、現代の方には袖のサイズが合わないため、衣服としての活用が難しいことを説明しています。

今回の授業は、私たちスタッフが、被災地で起業することの意義であったり、着物文化の在り方、地域の人と学びの環をつなげることの意味など、改めて考える良い機会になりました。生徒さんにも、想いが伝わっていることを実感することが出来ました。

 

多賀城高校の1年生の皆さん、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。